石川県の県庁所在地。1996年(平成8年)4月1日、中核市に指定された。江戸時代には、江戸幕府(約700万石と言われる)を除いて最大の石高を誇る加賀藩(「加賀百万石」)の城下町として、江戸・大坂・京・名古屋に次ぐ大都市として盛えた。第二次世界大戦中アメリカ軍からの空襲を受けなかった事から市街地に歴史的風情が今なお残っている。また、長年の都市文化に裏打ちされた数々の伝統工芸、日本三名園の一つとして知られる兼六園、加賀藩の藩祖・前田利家の金沢入城に因んだ金沢百万石まつり、さらに庶民文化(郷土料理の治部煮等)などにより、観光都市として知られる。また、日本三大市場の一つである近江町市場が在り、フードピア金沢という食の祭典が行われている事から、美味しい食材が食べられる都市としても知られている。